特殊造型
01『 The Order: 1886 』
こだわり
生物としてありうる骨格形状、質感、朽ち果て方 にこだわり、 あたかも実在していた半分人間、半分獣の骨を構想。
完成した制作物を、あえて一度折り、再度接合して骨のヒビ割れを作るなど様々なリアルさを表現。
足や手の指先の歯など細部にわたる生物的パーツも全てゼロから制作。
スペック
サイズ- 230cm
素材- レジン、発砲スチロール、
サンペルカ、FRP樹脂、他
料金- 約500万円
使用用途- webCM
02Animals As Art
『 シロクマ親子 』
こだわり
日本を代表するフィギュアメーカー海洋堂に在籍する、動物造型作家 松村しのぶ 氏の監修の元、 シロクマ親子が眠る姿、動物学的な骨格や筋肉、愛おしさを感じさせるアレンジ等をデザイン。
触った時の感触を再現するため、表面を覆う毛材の手触り。
内部には骨格や筋肉、脂肪といった柔らかさの違う素材を使用し、
牙、爪、歯といった細部にもこだわり、触れれば誰しもが驚くリアルを再現。
スペック
サイズ- 親:285cm 子:100cm
素材- 毛材、シリコン、FRP樹脂、他
料金- 2,000万円(初期の制作時のみ。
量産段階より1,400万円)
使用用途- アート作品
03Animals As Art
『 クローンワンコ 』
こだわり
弊社代表の愛犬「ハナちゃん」を撮影、計測、体毛 等、様々分析。 大作映画も手掛ける米国の特殊毛材制作スタジオと共同で、毛質・色・毛量、体各所に応じた毛材を開発。
リアルな犬の肉感、皮膚感を再現するため、独自配合した高級シリコンスキン。 安全性考慮した爪、個々に特徴のある瞳の色など、現在考えられる限りの技術を駆使し極限まで再現。
スペック
サイズ- 32cm
素材- 毛材、シリコン、FRP樹脂、他
料金- 約300〜500万円
(再現する犬種により変動)
使用用途- アート作品
造型スーツ
01ご当地キャラ
『 くリニアくん 』
こだわり
3パターンの体型を提案。
2頭身タイプ(頭が大きく幼児体型)※もっとも可愛いさを強調。しかしイベントでの汎用性が限られる。
3頭身タイプ(胴が長くバランスのとれた体型)※2頭身と4頭身の中間。
4頭身タイプ(足が長く最も動きやすい体型)※人間の体型に近い。イベント取り回し的に最も動きやすい。
ご提示頂いた予算枠と期間により、このような提案が可能となった。
3種類を提示することで、クライアントの判断と納得がつきやすくなり、意思決定が明確になる。
結果、クライアントの思いと用途が明確化し「可愛らしさ」を含んだ 2頭身タイプ を選択。
まだ幼さの残る少年のような雰囲気が宿るように制作し、 背中にロゴを配置し、キャラクターがひと目見て分かるよう配慮。
スマホ撮影を想定し、「くリニアくん」と来場者への目線がマッチするよう、様々な検証。 目のパーツはクリアー素材を採用。内部の装着者が外部を見やすく動きやすい仕様となった。
スペック
サイズ- 180cm
素材- ウレタン、サンペルカ、生地、
アクリル板、他 -
料金 - 約120万円
使用用途- イベント
02ブレイブストーム
『 シルバースーツ 』
制作のきっかけ
自社製作による劇場映画「BRAVESTORM ブレイブストーム」に登場する主人公が着用する人体強化スーツ。
従来のヒーロースーツとは違う、引き締まったプロポーションとシルエットの格好良さに挑戦した。
こだわり
本作は社内プロジェクトであり、キャラクターデザインは社内手配。一部パーツは3Dデータ出力。手作業では不可能な左右対称や細部ディテールを実現。
通常撮影からワイヤーアクションでの安全性を考慮し、硬質に見える柔軟素材成形パーツや ワイヤーの固定器具をデザイン段階で配置。
映像映えを考慮し密度やディテール様々な素材を選択。
スーツ各部は厚ぼったさを避け、極端に薄く造型しシルエット映えする体型を実現。
©︎albatross japan
スペック
サイズ- 180cm
素材- 皮膜性ウレタン、生地、FRP樹脂、他
料金- 約600万円(1体)
使用用途- 映画
デジタル造型
01ブレイブストーム
『 シルバースーツ 』
ヘルメット、武器
制作のきっかけ
映画「BRAVESTORM ブレイブストーム」の撮影に必要とされるヒーロースーツや武器の制作。
通常の造型手法である粘土原型や手作業では困難な、左右対称のヒーロースーツや、SF的に複雑可動する武器を制作する為、Stratasys社の3Dプリンタ「Objet500 Connex」(当時約5,000万円)を業界初導入し制作。
こだわり
スーツ装着される役者の頭部スキャンを行い、
CGモデリングにより頭部にマッチしたヘルメットの3Dデータを制作し3Dプリントで成形。
その成形物から主演が装着する、接近撮影にも耐えられる映像演出的なリアルを表現したヘルメット。
そして、スタントマンが装着する、安全な柔軟素材で造型されたアクション用ヘルメットの2種類を制作。
武器に関しては、3Dデータ段階で可動ギミックを施されたパーツ構成。
出力パーツを組み合わせ、内部サーボモーターを仕込み、外部操作で開閉可能なギミックも搭載。
©︎albatross japan
スペック
サイズ- ヘルメット(高さ)20cm
武器(銃)45cm
素材- FRP樹脂、他
料金- 約500万円
使用用途- 映画
02販売用キャラクターフィギュア
ブレイブストーム
『 シルバースーツ タイプR2 』
制作のきっかけ
自社制作による映画「BRAVESTORM ブレイブストーム」の劇場公開に伴い関連商品の開発リリースを計画。
映画の主人公キャラである等身大ヒーロー「シルバースーツ タイプR2」を最高レベルでフィギュア化。
こだわり
映画本編を製作した社内CG部門が、映画で実際に使用した3Dデータを元にフィギュア用にデータ構築。
ディテールと表面を仕上げ、パーツ分割。そのデータから3Dプリンタにて立体出力。
出力したパーツは、映画本編で造型スーツを制作した特殊造型スタッフが表面を仕上げた上で、各パーツを型取りし、長期的展示と耐久性を兼ね備えた別素材で複製したものを組立て。
その組立てられた立像に対し、映画シーンを感じさせる実物同様のベース塗装と細密な汚れを施し完成した。
©︎albatross japan
スペック
サイズ- 約600mm
素材- コールドキャスト
料金- 量産製品価格:
12万5,000円(税込)
使用用途- 塗装済み完成品フィギュア
アニマトロニクス
&ロボット
01タマノイ酢
『 プレゼン・ロボ TYPE 02:タマス博士 』
こだわり
代表取締役への直接のヒアリングから、施設計画を提案。
ロボット、CGキャラクター、メインHD映像の創案から完成までの制作に加え、一括でロボット、映像、サウンド、照明を管理演出するMIDIシステムを制作。
デザインでは、ロボットの下半身を固定とし上半身にモーションの機構を集約。
塗装には自動車ボディーで使用される焼き付け塗装を採用し高級製品感を演出。
ロボットの動力には空圧シリンダーを採用。
国内では類を見ないアニマトロニクスを実現した。
*本作は代表 岡部淳也が過去に手掛けた仕事です。
スペック
サイズ- 190cm
素材- FRP樹脂、アルミ、鉄、他
料金- ロボット単体:約3,000万円
使用用途- 企業展示
量産
01ソフビフィギュア
バ怪獣ゴメラ 『 ゴメラ 』
制作のきっかけ
小学館刊行の学童誌「てれびくん」「コロコロイチバン!」にて雑誌&付録DVDで展開された、
弊社製作によるキャラクター「バ怪獣ゴメラ 」。
子供達からのお手紙から『グッズが欲しい』という沢山の声からソフビ商品を開発。
こだわり
撮影で使用された「着ぐるみ」をソフビ用にデフォルメ。
ソフトビニール特有の形状や可動を考慮した粘土原型を制作。
立ちポーズや座りポーズも可愛く見えるようこだわって作られた。
成形や彩色を量産ベースでアレンジし、提携する中国玩具工場にて量産。
スペック
サイズ- 23cm
素材- ソフトビニール
料金- 原型制作:約30万円、
量産成形単価:約1,200円
使用用途- 玩具
02ぬいぐるみ
バ怪獣ゴメラ 『 ゴメラ 』『 ヨッコラ 』
制作のきっかけ
小学館刊行の学童誌「てれびくん」「コロコロイチバン!」にて雑誌&付録DVDで展開された、
弊社製作によるキャラクター「バ怪獣ゴメラ 」。
子供達からのお手紙から『グッズが欲しい』という沢山の声からぬいぐるみ商品を開発。
こだわり
中国にヌイグルミ量産工場を持つ担当者と打ち合わせ、量産を想定した初回テストサンプルを制作。
最終サンプル完成に至るまで、弊社デザイナーがテストサンプル制作を複数回繰り返す。
海外量産工場からのサンプルを受け取り検証作業。この段階で最終的な量産価格が確定。
スペック
サイズ- 約220ミリ
素材- 体:ポリエステル、
鈴:GPPS、目:ABS
料金- 量産製品価格:2,090円(税込)
使用用途- 玩具